幹細胞とは
私たちの体の中には、ケガや老化などでダメージを受けた部分を修復し、
新しい細胞を生み出す力を持った「幹細胞(かんさいぼう)」という特別な細胞が存在しています。
幹細胞は、自分をコピーして増やす力(自己複製)と、
皮膚・血液・髪など様々な細胞に変化できる力(分化)を持っています。
いわば“再生の源”とも言える存在です。
しかしこの幹細胞は、年齢とともに数も働きも少しずつ衰えてしまいます。
だからこそ今、幹細胞の力を応援するケアが注目されているのです。
幹細胞培養上清液とは
幹細胞は、育つ過程でさまざまな“指令物質”を放出します。
それが「成長因子」「サイトカイン」、そして近年世界的に注目されている「エクソソーム」です。
それらの有用成分がたっぷりと溶け込んだ上澄み部分が、「幹細胞培養上清液(じょうせいえき)」。
幹細胞そのものは含まず、細胞が細胞に働きかける“情報”だけを抽出した、いわば“幹細胞がつくるスープ”のような存在です。
これらの成分は、肌や頭皮などが本来持つコンディションを整えることを目的としたケアに使われ、
医療ではなく、美容領域で“次世代のアプローチ”として広がりを見せています。
サロンでも扱える先端素材として、美容感度の高い方を中心に注目が高まっています。